英米差シリーズ|子音②
L が違う
側音 L には、
Light L(明るいL)
と
Dark L(暗いL)
があります。
英米とも Light L と Dark L は存在します。
しかし、アメリカ英語の方が全体的に Dark L 化が強いのが特徴です。
英米差 L の違い
イギリス英語 | アメリカ英語 | |
|---|---|---|
Light L | 明るいL | やや暗いL |
Dark L | 暗いL | 非常に暗いL |
つまり、
英米とも Light L と Dark L は存在しますが、アメリカ英語の方が全体的に Dark L 化が強いのです。
① イギリス英語 Light L
例
light
language
love
late
特徴
・舌先が歯茎につく
・舌後部は下がる
・口腔前方で響く
・明るく軽い音
MRIイメージ
舌先 ↑
舌中央 →
舌後部 ↓
聞こえ方
日本語の「ル」に最も近い
透明感がある
前に抜ける
② イギリス英語 Dark L
例
all
full
school
people
特徴
・舌先が歯茎につく
・舌後部が少し上がる
・咽頭共鳴が増える
MRIイメージ
舌先 ↑
舌中央 →
舌後部 ↑
聞こえ方
少し「ウ」が混じる
落ち着いた響き
少し後ろへ引かれる
③ アメリカ英語 Light L
例
light
language
love
late
特徴
・Light L でも舌後部が上がりやすい
・イギリス英語より後舌が活動する
MRIイメージ
舌先 ↑
舌中央 ↑
舌後部 ↑
聞こえ方
イギリス英語より太い
やや暗い
やや奥に響く
④ アメリカ英語 Dark L
例
all
full
world
school
people
特徴
・舌先が歯茎につく
・舌後部が大きく持ち上がる
・軟口蓋方向へ引かれる
MRIイメージ
舌先 ↑
舌中央 ↑↑
舌後部 ↑↑
聞こえ方
非常に暗い
非常に深い
「ウ」「オ」に近い響きが混じる
まとめ
イギリス英語
Light L
・前に響く
・明るい
・軽い
Dark L
・少し後ろに響く
・少し暗い
アメリカ英語
Light L
・イギリス英語より暗い
・イギリス英語より太い
Dark L
・非常に暗い
・非常に深い
・非常に強い
ACE PRO流に一言で言うなら
イギリス英語の L は
「前歯方向に響くL」
アメリカ英語の L は
「軟口蓋方向に響くL」
です。
そのため、
同じ
all
や
world
でも、
🇬🇧 イギリス英語
→ 明るく前に出る
🇺🇸 アメリカ英語
→ 奥に引き込まれる
という印象の差が生まれます。