無声音の破裂音/p//k//t/は、無気音と有気音がある。
辞書の発音記号では区別されていませんが、破裂音の無声音/p/ /k/ /t/は、有気音と無気音があって、有気音は、口内の息がで終わった後で、声門が開いて、肺から追加の息/h/が出ます。有気音の発音記号は、右肩の/h/をつけて、/ p ʰ/ / k ʰ/ / t ʰ/と表されます。有気音は、母音が続くときになりますが、/p/ /k/ /t/の前に/s/がつくと、無気音になります。
日本語の「パ行」「カ行」「タ行」は無気音です。有気音であるべきところを、無気音で発音すると、ネイティヴは、有声音の/b/ /g/ /d/の音と勘違いするので要注意です。
たとえば、parkは、pは有気音ですが、無声音で言うと、ネイティヴはbarkと勘違いします。
Kateは、gateに、tellは、dellに聞こえてしまいます。
エースプロのネイティヴ講師が、日本人の/p//k//t/ははっきりしないと、言っていました。
こんなこと、英語の常識だと思うのですが、東大や京大でも教えていないのは、驚きです。発音教育が、日本の英語教育に取り入れられる日は、いつくるのでしょうか。
また、無気音が語末で、次に母音で始まる語が連結すると、無気音は有気音に変わります。
たとえば、
spoken
ス・ポー・ク・ィ・ン(6モーラ)
Br.E /spəʊˈkʰwɪn/
Am.E /spoʊˈkʰwɪn/
(2音節)
top of
ト・ッ・プ・オ・ブ(5モーラ)
Br.E /tʰɔpʰə(v)/
Am.E /tʰɑpʰə(v)/
(2音節)
stop at
ス・ト・ッ・プ・ア・ト(6モーラ)
Br.E /stʰɑpʰət/
Am.E /stʰɑpʰət̚/ (最後の/t/は発話しない)
(2音節)
think over
ス・ィ・ン・ク・オゥ・ヴァ(6モーラ)
Br.E /θɪŋˈkʰəʊvə/
Am.E /θɪŋˈkʰoʊvɚ/
(3音節)